2002年夏の活動レポート

8月10日

快晴で陽射しは強かったが、かなり風があった。参加者12名。遠方より、早朝のバスに乗って子供連れで参加した女性もいて恐縮。今回のメンバーは、酔いどれデザイナー村上祥子、歌うイラストレーターPATA、怪僧吉田ディズニーの知人・友人が中心。クリエイティブ系のプロが多いため、高い表現レベルが期待できた。
当日は潮が大きく引いていたため、築城位置の決定がむずかしく、笠井と怪僧吉田の考えが対立。笠井が自説を押し通したが、夕方になって少し陸側に寄り過ぎていたことがわかる。おそらく両者の中間あたりが正解だったのだろう(笠井、要反省)。
人数が多かったこともあって、城の規模が大きく、形もバランスがとれていた。ただ、基礎部分が大きいために、タワーの足元に平らなスペースができ、少しのっぺりした印象になったのが惜しまれる。
ペーパークラフト界の若き天才・渡部雅弘が初参加。さすがの造形感覚で、豊かな将来性を感じさせた。

作品1
作品2
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8月25日

快晴で風もなく絶好の築城日和。紫外線が心配という女性の声もあった。参加者は大人12名と子供2名。ガス協会関連の新人が多かったが、幸山特別会員、セレモニー前田、ラッパ屋佐藤、金毛のなおちゃんが、それぞれの部署でお手本を見せながら教示した結果、予想以上に完成度の高い城ができあがった。途中から耳栓米人ダン・ステイコも参加。いまはなき忘恩イラン人オミディの後継者に育つことを期待したい。
最も成功したのは築城位置。10日の反省を活かして熟慮した結果、理想的な位置どりができ、完成・撮影後まもなく波が押し寄せて来た。時をおかずに崩落シーンを目撃できたことで、参加者の満足感はいっそう高まったのではないだろうか。

作品3

Text:N.Kasai

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